GWで身についた「明日の自分を想像する力」
- 川崎学舎@info
- 5月8日
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GWで身についた「明日の自分を想像する力」
皆さんこんばんは!川崎学舎の今村です。
GW特訓が終了しました!
GW中は毎日学舎にきては勉強の生活でした。
当初は20時まで!と言っていましたが、終盤には膨大な課題を終わらせるために14時から22時まで勉強することが当たり前になっていました、、
よく頑張ったと思います。
GW特訓の目的は、「こんなふうに勉強すれば苦手だった所もできるようになるんだ!」という感覚を持ってもらうことでした。
これまでは多くの生徒はまだまだ出された課題を「ただやる」だけにとどまっていましたので、夏までに自分から自分の苦手ややるべきことを探してもらうための架け橋として、あえて勉強のテーマを2~3単元に絞って、その単元を集中的に勉強する取り組みを行いました。
中学3年生には、数学では「連立方程式・展開因数分解・平方根・二次方程式・関数の小問集合」を。小学生には「割合・速さ・折り紙」を集中的に勉強しました。
GW特訓では授業→演習→自習のサイクルを回しているので、
冒頭の授業で単元のテーマごとの演習を行い、解法を把握。そして演習題で類題をひたすら時き、どのように解法を使うのかを把握。そして最後に自習でひたすら同じテーマの問題を解くことで定着。
この最高の勉強が1日でできるんです。
普段なら、このサイクルを回すのに一週間程度かかってしまい、せっかく覚えたのに忘れてしまったり、いまいちつながりを把握できなかったりしますが、1日の中で一気にそのテーマの全てを勉強できるので、生徒達もより目的意識を持って勉強できていました。
また、GW初日にとある学校の過去問を解いてもらい点数を出し、自分の出発点を把握してからGW特訓で自分の間違えた単元を補い、そして最終日に同じ学校の違う年度の問題[ほぼ同じレベルの問題]を解いてもらうこともしました。
とある中学3年生の子は、GW初日のテストでは計算問題をことごとく落とし、苦手な因数分解の問題も得点できていませんでしたが、最終日に行ったテストでは計算問題・因数分解共に完答でした!!!
「因数分解や計算は絶対にできるようになるんだ!」という強い想いと、目的をしっかり持って取り組んだ結果、知ってはいるけど点数は取れない単元が見事、出来るようになったわけです。
塾のカリキュラムは一定のペースで進み、一度勉強したけど定着はしていない怪しい単元を復習する時間がなかなか取れないと思います。
しかし、こうした長期休みを使って1つの単元を固めることができれば、確かな基礎が身につき、それが9月の入試演習に入って行った時の大きな伸びにつながります。
生徒達はこのGWを通して「明日はどんなことができるようになるのかな」と明日の自分の姿を想像しながら勉強をしていました。
それが、本当は20時までだけど、課題もあるしやらなければいけないことがあるから22時まで勉強していこう!
という強い気持ちになったんだと思います。
こうして、自分自身の「こだわり」が出てくると本当に強いですね!
今後が楽しみになってきました!
今村

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