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センスを超越するための勉強

門野坂です。

先日はお休みをいただきまして,今村と北海道へ旅行に行ってきました。

目的は,スノーボードです。どっぷりハマっている今村に連れられて,僕も自分の板を買ってしまいました…。

今回は,そんな旅の中で感じた「理論の必要性」について書きたいなと思います。


いきなりで恐縮なのですが,僕自身は運動神経が壊滅的に悪いんですよ。

どれくらい悪いかと言うと,中学校の成績の「技能」欄に万年「B」が付くくらいの酷さです。A゜はおろか,Aすらも取ったことないですね。高校の頃は,サッカー部にも関わらず,短距離走のタイムが平均以下で人知れず落ち込んでいました。


そんな僕ですから,当然スノボなぞ上手に出来るわけがありません。

なんでもない斜面で急に転ぶので,「消えた?」とイジられる次第でした。


一方で,急激に上手くなる人もいるんですよね。

北海道には3日間いたのですが,同じ日に来たであろう人が,最終日には圧倒的に成長していて驚かされました。


多くの人は,すぐに運動が出来るようになる人を「運動神経が良い」とか「センスが良い」とか言います。

そういう運動神経が良い人に,「どうやってやっているんですか?」とか「アドバイスありますか?」などと聞いても,「分からない…」を中心に腑に落ちない回答が多い印象です。

感覚的に出来過ぎてしまって,わざわざ言葉に出来ないという経験がある人もいるのではないでしょうか。


勉強にもそういった「センス」が反映される側面が,正直あると思います。

しかし,一生懸命がんばっているのに,「勉強のセンスが無い」で片付けられるほど酷なことはありません。


さて,スノボのセンスが壊滅的にない僕はどうしたかと言えば,皆が寝静まった後にこっそりとYouTubeの動画を見て学んでいました。運動神経が良い人が学ばなくても感覚的に理解できることを,わざわざ学んでいたわけです。それでも,出来るようになったのは本当に僅かなことだけですが,何もしないよりはよっぽどマシな成長だったと思います。




これらの経験から痛感させられたことは,「センス」や「感覚」を超越するには

理論

を学んで

一定程度の量をこなすこと

が必要ということです。


学ばずして盲目に量をこなすだけでは,センスがある人しか成長できないでしょう。

理論を学んでから実践することで,成長していくことが出来るのだと思います。


スノボでの経験から,勉強においても「人それぞれ出来るようになる感覚がちがう」ことを,再実感させられました。それぞれの生徒が立ち止まっているところから,少しでも高いところへ登ることが出来るよう支えられたらと,改めて思わされています。



僕自身は,受験科目に対しての細かな理論を学ぶことで,どんな感覚を持つ生徒にも分かりやすい指導を突き詰めたいと思います。同時に,中学生や人間の支援に対する理論も,引き続き学んでいきたいです。


今,生徒には「勉強する意味」について,理論的に書いた自筆の文章を読んでもらっています。受験はもちろん,この先も直面するであろう「自分の感覚だけでは太刀打ちできない状況」を乗り越えるために,理論を学ぶ意義を感じてほしいからです。


勉強すること・理論を学ぶことで,どんなことにも立ち向かう力が身に付くと信じています。


門野坂翔太

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